牛丼市場の動向チェック
【牛丼市場の動向チェック】 吉野家ホールディングスが4月14日発表した2010年2月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が8億円の赤字、税引き後利益は89億円の赤字だった。赤字転落は、BSE(牛海綿状脳症)問題で牛丼の販売を休止していた06年2月期以来、4年ぶり。赤字幅は1990年の上場以来過去最大だ。
価格競争が激化する中、定価を据え置いた主力の牛丼チェーン「吉野家」が大苦戦し、売り上げが大きく落ち込んだほか、和食チェーンの「京樽」と、ステーキの「どん」などの連結子会社合計で103億円の特別損失を計上する。売上高は、昨年10月時点の予想よりも73億円少ない1796億円。営業損益は5億円の黒字予想から一転、8億9500万円の赤字に転落。経常損益も7億円の黒字見通しから4億7600万円の赤字に修正した。営業、経常、最終がそろって赤字に転落するのは06年2月期以来となる。業績悪化の責任を取り、安部修仁社長以下9人のHD役員の報酬を4月からの3カ月間、50~10%減額する。
吉野家は、昨年12月に牛丼チェーン各社の値下げ競争が過熱する中でも、牛丼の定価を据え置いた。ゼンショー傘下の「すき家」が並盛りを50円安の280円に、松屋フーズの「松屋」が同60円安の320円に引き下げる一方で、吉野家は380円を堅持した。米国産牛肉を使用し、豪州産を使うライバルよりもコストが割高なための苦肉の策だったが、デフレが加速する中で顧客離れを招いた。
実際、吉野家の既存店売上高は、12月で22・2%減と激減。1月には期間限定で並盛りを300円に値引きするキャンペーンで巻き返しを図ったが、大きな効果を上げられず、売り上げは13・1%減と2けたのマイナスが続いた。2月も17・2%減、3月も約2割減となったもようで、前年実績割れが13カ月続いている。
吉野家は、顧客奪回を狙った起死回生策として、4月7日~13日まで並盛りを270円に値引きするキャンペーンに乗り出すと2日に発表。しかし、それから3日後の5日には「すき家」が全国の繁華街や都市部の店舗百数十店で並盛りを30円値引きし、250円で販売するキャンペーンを4月9日~21日まで実施することを明かし、「松屋」も5日に、牛めし並を70円安の250円に値引きするキャンペーンを12日~23日まで実施すると発表した。吉野家をさらに下回る値引きキャンペーンを実施することで、吉野家のキャンペーンに対抗する狙いなのは明らかで、吉野家の価格優位性があっさりと失われたのも事実。消費者の節約志向で、業界の最安値争いが激化する中で、吉野家の苦悩はなお深まりそうだ。(H22.04.15管理人)
【牛丼市場の動向チェック】 吉野家が創業111年を記念して111周年キャンペーンを開催しています。このキャンペーンは、丼物や定食を食べるとWカード(スクラッチカード)を1枚もらえます。2ヶ所削るところがあって右側は次回以降に使える引換券となり、左側はA賞「111周年有田焼きの特製丼」(桐箱入り)、B賞「111周年有田焼特製湯呑み」が各11100名に当たるキャンペーンです。Wカードの配布期間は平成20年3月29日まで。応募は3月31日まで。これかなり欲しいです。値下げ合戦もいいのですが、こういうプレゼントの方が絶対いいですよね。さすが吉野家!(H22.03.5管理人)
【牛丼市場の動向チェック】 「第2次牛丼値下げ戦争」と言われる年末からの値下げ合戦の序盤戦は、「すき家」に軍配が上がっている。大手3社(吉野家、松屋、すき家)の値下げ後の来客数は、前年同月比にすると吉野家が-24.9%、松屋が+6.8%、すき家が+15.9%とすき家と松屋が大きく客足を伸ばした。しかし、松屋は売り上げは-3.3%と振るわず、すき家のみ+1.6%の一人勝ち。吉野家に関しては-22.2%と大きく水を開けられた。もっとも吉野家は1月11日から参入したばかり。今後どれだけ回復するか注目したいが、決算の23億円にも及ぶ赤字がどれだけ抑えられるか厳しい状態が続いている。(H22.01.13管理人)
【牛丼市場の動向チェック】 牛丼チェーン「吉野家」は、平成21年年1月11日~21日までの11日間の期間限定で牛丼と牛鮭定食の価格を80円引きで販売すると発表されました。並盛りが380円から300円になる。ライバルの「すき家」や「松屋」などが相次いで値下げに踏み切る中、吉野家は定価は据え置き、期間限定値下げを定期的に実施することで対抗する。(H21.12.28管理人)
【牛丼市場の動向チェック】 平成21年12月牛丼の値引き合戦が激化している。現在の牛丼並盛りの価格を調べてみると、「なか卯」は350円(従来より40円引)、「松屋」は320円(従来より80円引)、「すき家」は280円(従来より50円引)、そして吉野家は380円と従来ままの据え置き価格になっている。なぜ「吉野家」は値引きしないのか? 牛肉を仕入れている産地が他社と異なる点が大きい。「なか卯」「松屋」「すき家」はオーストラリア産の牛肉を使っているのに対し、「吉野家」はアメリカ産牛肉を使用している。オーストラリア産と比べてアメリカ産は1.5倍原価コストが高く、現在の380円がぎりぎりの値段設定と見られている。そのため他社に追従していると大幅な赤字に転落する可能性があるのだ。ではオーストラリア産にすればいいのではないか? と考えるところだが、秘伝のレシピとされる「こだわりの味」を守るにはアメリカ産牛肉がベストだという。当サイト管理人の個人的な主観で意見を言わせてもらえば、値段が安くなって味が落ちるより、今の味を伝統を守って欲しい、と強く思うが、みなさんはどう思われるだろうか。たった100円の差ですよ。それなら一番おいしい吉野家で食べたい。(H21.12.23管理人)